【チタン】持ち運びに便利!ソロで楽しむグリル&ストーブ

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最近とても「チタン」が気になる。(今に限った話でもないけれど。) KINRYUブログでも、チタン製のアイテムをしばしば取り上げてきましたが、「チタン」というキーワードが最も閲覧数が多く、注目度の高さをヒシヒシと感じているのでございます。そんな最中、KINRYUオンラインストアにもチタン製の新作ギアが届いたので、ならばと思い立って今回はチタン製のストーブとグリルのオススメを記事にしてみました! 今やいろいろなアイテムに利用されている「チタン」。その中でも一人で楽しむキャンプやトレッキング、登山などで利用するコンパクトなアイテムにこそ活かされる特性に触れながらご紹介できたら良いなと思いますので、ゼヒお付き合いください。

・チタンの調理具がソロ活アウトドアにお勧めなワケ

軽い・強い・錆びないの3拍子揃った「チタン」は、加工が難しいことや、コストが高いといったデメリットがありながら、キャンプギアにおいても人気上々な素材です。当然、今回ご紹介しようとしているストーブやグリルもチタン素材を利用することで、大きな恩恵を得ています。ズバリ「持ち運びに便利」。こと「軽い」といった特性にスポットを当てるのならば、チタンはステンレスの60%ほどの重量らしいです。製品にするのであれば「強い」とされる理由の「優れた比強度」の観点から、他の素材より薄く設計できるらしいので、より軽量というメリットを感じることでしょう。

より最小限の荷物のパッキングが必要(あるいは醍醐味)となるソロのアウトドアにおいも、軽くて持ち運びしやすいというメリットがどれほど重要となるのか。おおよそ、お察しの通りかと。多人数でのキャンプでも最近は大型のチタン製焚火台なんてものもありますし当然持ち運びにも便利なのですが、大きいとそれだけ素材の価格の高さが際立ってしまうでしょうから、コンパクトなソロ用グッズぐらいが取り入れやすいという側面もあるかもしれませんね。個人的にはそれらの機能性とは別に、チタンの少々マットな素材も好きなのですが。

お勧め「ストーブ」編

火を扱うキャンプギアは多種多様。手軽に扱えるガスストーブなども有名ですが、枝や枯れ葉などを現地調達し燃料として利用するウッドストーブも近年人気上昇中。なかには固形燃料やアルコールストーブなども利用できるようにデザインされたものもあり意外と扱いやすいので、いつもの1人アウトドアに取り入れて、いつもよりちょっとワイルドな外遊びを楽しんでみても良いですね。お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりと楽しみ方も様々です。

■ Ti-Line MFSS / PDW

PDW のチタンを用いたギアを展開するTi-Lineシリーズ。ダブルウォール構造によって、効率の良い燃焼を可能とした機能的なアイテムです。ブランドのオリジナルグラフィックが施されている点も魅力ですよね。

このウッドストーブは、インナーの燃料を投入するバスケットパーツが曲者。通常は枝などを入れて利用することができる深さがありますが、逆さまに設置することで底上げすることができ、固形燃料も効率よく利用することができるのです!アルコールストーブも設置することができるのですが、それは後ほどご紹介します。

コンロスタンドは可変機能付き。上に載せる調理具の大きさに合わせて閉じたり開いたりして調整することができる優れモノです。写真のような1Lポットも安定した設置が可能です。

サイズ感や持ち運びのポイント

さて気になるサイズですが、脚を折り畳み、コンロスタンドパーツを取り外すとスマートな筒状に。既にお気付きかもしれませんが、この形状やサイズ感が収納・持ち運び時に大きなメリットとなります。

そのメリットというのがコレ。他の調理器具と重ねて収納しやすいデザインとなっています。同ブランドのポットマグを例にお見せしていますが、他のアイテムでも径さえ合えば気持ちの良いスタッキングが可能です。付属のメッシュポーチが器具同士の擦れ防止にも役立つので、ぜひ一緒に利用してください。

さらにボトルホルダーのようなキャリーギアとも相性バッチリ!この他にもアイデア次第で、より便利なスタッキングができるはず。いろいろ試してみてほしいです。

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■ Hexagon Wood Stove / VARGO

六角形なデザインにも心を奪われるウッドストーブ。シンプルな構造ながら、地面と台座に隙間を設け底から空気を取り込むことで燃焼効率を高める工夫もされている優れもの。

後から燃料を足せるように開閉可能な面があります。

このアイテムの真骨頂は、折り畳み能力。すべてのパーツがひとつなぎになっているので、迷うことなくスピーディーに組み立てることができるのです。

サイズ感や持ち運びのポイント

使用時は畳んでしまうと、かなりコンパクト。厚みも10mmほどになってしまいます。その上115gほどの重さしかないのだから驚きです。

専用のナイロンポーチが付属しています。ある程度の大きさのEDCポーチにも収納できてしまうほど。当然持ち運びにも便利です。

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■ Ti-Line ABC / PDW

PDW のチタンを用いたギアを展開するTi-Lineシリーズ。クラシックなアルパインスタイルのアルコールバーナーストーブです。このタイプのバーナーは歴史も古いらしく昔から使われているスタイル。故障しにくく信頼性が高いというメリットもあるそうです。

当然単体では使いづらく、何かのアイテムと組み合わせるとこで真価を発揮します。そうです。先ほど紹介した「Ti-Line MFS」にストンと収まります。

「Hexagon Wood Stove」でも利用できます。いずれにしても、風防やコンロスタンド機能を補うアイテムと組み合わせて使いたいアイテムです。

サイズ感や持ち運びのポイント

サイズはご想像の通り、手のひらに載せても無理がないくらいコンパクト。これなら、パッキングの邪魔にもならないでしょう。

メッシュポーチが付属しているので、収納の際は利用しましょう。「Ti-Line MFSS」に重ねて一緒に持ち歩くこともできますよ!

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お勧め「グリル」編

調理器具を置いたり、あるいは直接食材を焼いたりと自由度の高いアイテムであるグリル。ストーブより敷居が高めなイメージもありますが、焚火台一体型や脚付きなど様々なタイプが存在しており、興味さえあれば取り入れるのも難しくないかも。一歩踏み込んだソロ遊びに興じたい方はゼヒ挑戦してみてほしいと思います。

■ Fire Box Grill / VERGO

グリルと焚火台一体型のご紹介。これ一つでウッドストーブのような使い方もできますし、直接食材の調理もできてしまうなんとも万能なアイテムです。

グリルパーツは半分の位置で開きますので、燃料を足す作業も難しくありません。

もちろん折り畳みもできます。すべてのパーツがひとつなぎになっているので、簡単に組み立てることができるでしょう。

サイズ感や持ち運びのポイント

驚くほど薄く折り畳むことができます。厚みも18mmとスマート。

専用のナイロンポーチが付属しています。これだけコンパクトだと、鞄に収納するときメインコンパートメントに収納せずとも、フロントポケットなどに入れておくこともできそうです。

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■ BiFold Grill / VERGO

脚付きグリル。とってもシンプルで扱いやすいアイテムです。ハニカム状のメッシュとなっているグリル部分は、通常の網と比べてフラットな表面となっており手入れしやすくなっています。

他のグリル同様、シェラカップやポットなどの調理具を火にかけたり、直接食材を焼いたりできます。またグリルとして使わないにしても簡易テーブルとして利用するのもアリかも。

サイズ感や持ち運びのポイント

コンパクトサイズに折り畳み。単純な構造ゆえに気負わず活用できそうです。

専用のナイロンポーチ付き。ポーチ込みで約140gと、とても軽いので、エラスティックコードに挟み込んでおくなど、カジュアルな持ち運びもできそう。

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■ Titanium Grill / PATHFINDER

今回紹介したアイテムの中で最も自由度が高いグリルです。現地でファイヤーピットを作成し、このグリルをセットする。など、1からワイルドなセッティングを楽しみたい方には、グッとくるアイテムなのではないでしょうか。

シェラカップとポットを並べてセットしてみました。ソロにピッタリなサイズです。ソロ用のサイズでシンプルなグリルは意外と出回っている種類も少ないような気がします。工夫次第でいろいろなセッティングができそうです。

サイズ感や持ち運びのポイント

当然、折りたたむなどの作業は必要ありません。厚みも2mmほどあり余程でなければ雑に扱っても曲がったりしなさそうです。気兼ねなく持ち運べそうです。

専用の収納ポーチが付属しています。鞄のドリンクホルダーなどにも収納して持ち歩けるほどスマートなサイズ感です。必要最低限の装備で野営に挑戦するときなどにも、いかがですか?

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最後に

チタン製のグリルとストーブについてご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。同じような目的のアイテムでも、いろいろなタイプがあって眺めているだけでもワクワクしてしまいますね。ソロ用の調理器具は、焚火を用意するほどのシーンでなくても、利用することで簡単な調理などを楽しめるという点も魅力です。ソロキャンプやブッシュクラフトなどの本格的なアウトドアレジャーだけでなく、トレッキングやハイキングなどで利用しても良いかもしれません。興味がありましたら、新しい遊びを始める感覚で手を出してみると存外に楽しめるかと思います!