ナイフと斧をミリタリーバッグで持ち運ぶ【ブッシュクラフト】【キャンプ】

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暖かくなってきました。そろそろキャンプやブッシュクラフトなどの外遊びも盛んになってくる季節ですね。そこで本日もアウトドアレジャーのお役立ち情報をご提案するブログに挑戦してみたいと思います。今回注目したのは、ブッシュクラフト・キャンプにおけるナイフあるいは斧の持ち運び方です。KINRYUらしくミリタリーバッグやポーチの利用を中心としたご紹介になります。いろいろな持ち運び例をご用意してみましたので、ご参考にして頂けると嬉しいです。

1.「シースナイフ」を持ち運ぶ

アウトドアで利用するオーソドックスなナイフたち。シースナイフと呼ばれ、レザーや樹脂製のシースに収められたナイフの類ですね。ベルトに通すことができる形状のモノも多いですが、ミリタリーバッグのギミックを利用すると、さらに様々な形で設置・持ち運びすることができます。実際にいろいろ取り付けてみたので、どうぞご覧ください。

■ ショルダーストラップ編

ミリタリーバッグの多くは、ショルダーストラップにもウェビングが設置されており、この箇所を利用することでアウトドアナイフも格好良く取り付けることができる可能性があります。

【用意したモノ】
MF-0515 Super Falcon 500D、VELCRO® ONE-WRAP® Band 1inch

今回利用したバックパックには横向きのウェビングが備わっていたので、ここにシースのベルトループ部分を挿入。このままでは外れてしまうので、両面ベルクロで固定しました。シースのサイズに左右される方法ですが、試してみると意外と上手くいくことが多いです。

ちなみに、、、

ショルダーストラップに横向きのウェビングが無い場合でもVELCRO® ONE-WRAP® Band 1inchで補助すると、設置できる場合もあります。ベルクロの万能さには感服するばかりです。

この取り付け方法の弱点としては、ナイフを逆さに設置するためシース自体にスナップボタンなどのホールド構造が備わっていない場合、当然ナイフがすっぽ抜けてしまうことに、、、。ご注意を。

■ ウエストストラップ編

バックパックへの一番簡単な取り付け方法は、ウエストベルトに通してしまうことですね。シースのベルトホール幅さえ合えば当然取り付けられます。取り外しが簡単な点もメリットですね。

【用意したモノ】
MF-0513 / Falcon2 BackpackMF-0402 / Proteus Waistpack

今回用意したバックパック「Falcon2 Backpack」のウエストストラップ幅は2インチ。つまり5cmくらいの幅になります。お手元のナイフシースで幅をご確認下さい。

他にも例えば、、、、

メインザックとは別に、現地で利用するアタックバックへの応用も簡単。「Proteus Waistpack」などのウエストバックも収まりが良かったので、よろしければお試しください。

■ ストラップ編

ミリタリーバックの類にはウエストベルトの他にも、いくつかのストラップが備わっていることが多いです。今回はコンパートメントの圧縮に利用するコンプレッションストラップにナイフを取り付けてみました。

【用意したモノ】
MF-0521 / TYD Backpack

ウエストストラップと同様に手軽に設置でき取り外しも簡単というのが、この方法の大きなメリット。ただし、バックパック側面に他の荷物を括り付けていると窮屈な設置になってしまうこともありますので、お気を付けください。

■ PALSウェビング編

ミリタリーバッグといえばPALSウェビング。1inchのウェビングが整列したパネルは、MOLLEシステムに対応したポーチ類や、クリップツールなどを設置できる優れたギミックです。レザーシースに関しても、ひと工夫するだけでスマートに取り付けることができます!今回はその一例として「MXLOCK」を使いナイフを設置してみました。

【用意したモノ】
MXLOCK(3inch)1″ U Shape Clip x 2

PALSウェビングを4列分確保。まずは1″ U Shape Clipを間2マス開けて設置します。

ここにMXLOCKを設置するだけ。ちなみに片端は、Dリングと同じところに差し込むと良い感じで固定されます。

スナップボタンで留めるため、ナイフの着脱も簡単!手軽な割に、なかなか便利なのでお試しあれ。

これを利用すると例えば、、、

バックパックだけでなく、あらゆるウェビングに応用が可能です。メインザックとアタックバッグに設置しておき、ナイフを現地で付け替えるといった運用もアリかもしれませんね。

もしシース幅が狭くMXLOCKの幅は余ってしまう場合はVELCRO® ONE-WRAP® Band 1inchで調整してあげると格段に安定します。お試し下さい。

■ ナイフケースを利用する編

バックパックに収納したまま現地まで持ち運びたいというニーズもあるでしょう。そんな時には、こんなナイフケースが役立ちます。

【用意したモノ】
MF-1453 / Knife Case、MF-1454 / Knife Case、MF-1455 / Knife Case

内側がボリュームのあるクッション素材になっているため、ナイフやあるいは一緒に収納するアイテムを傷つけません。3つのサイズがあるので、愛用のナイフに合わせてご用意を。

ケース上部にはハンドルが設置されており、単体でも持ち運び易いようにデザインされています。

2.折り畳みナイフを持ち運ぶ

フォールディングナイフの持ち運び方も考えてみたいと思います。折り畳みタイプは、調理用やメインナイフの補助などで利用することもあるかと思いますが、もともとコンパクトで持ち運びしやすいものが多いですよね。ただし、それに甘んじて雑に収納していると、探しにくかったり失くしてしまったり、、、。整頓できるアイテムがあると便利ですよ。

■ ツールホルダーを利用する

最初からベルトループが備わっているシースが付属しているものもありますが、せっかくミリタリーバッグを使っているのなら、それに最適なホルダーを用意しても良いのではないでしょうか。ウェビングを利用して強固に設置してみましょう。

【用意したモノ】
MF-1411 Large Pouch

■ ツールポーチを利用する

他のツールとまとめて収納したいという皆様には、こんなポーチもオススメです。ファイヤ―スターターやカトラリーなどの道具と一緒に。エラスティックバンドによって整頓しながら収納できるので、ポーチの中がごった返してしまうこともないでしょう。

【用意したのも】
MF-0226 Tool Bag 5″x7″

3.斧を持ち運ぶ

斧ほどにもなると、大きさや重量もあるため、持ち運びにも気を使いますよね。持ち運び方もいろいろあるかと思いますが、今回はミリタリーバックの特性を利用した例をご紹介いたします。

■ PALSウェビングとバックル付きストラップ編

MAGFORCEのバックパックならば、ストラップを一つ用意するだけでガッチリ固定して持ち運ぶことができます。豊富なギミックと優れた耐久性を持つミリタリーバッグだからこその工夫です。

【用意したモノ】
MF-0515 / SuperFalconMP-0603 / 1”Strap With Buckle(MF1708 / Flashlight Holder)

今回は「MP0603 / 1”Strap With Buckle」で、斧のヘッドを固定しています。ミリタリーバッグのフロントにあるPALSウェビングに、このバックル付きストラップを設置します。

次に↑の写真のように、2マス分の幅があるウェビングに斧の柄を突き刺します。

後は最初のストラップで斧のヘッドを固定するだけ。

柄を通す手ごろなウェビングがないときは、、、

MF1708 / Flashlight Holderを利用してみて下さい。とても良い支えになります。

さらに、、、

MP0603 / 1”Strap With Buckleの設置位置を応用すると、いろんな箇所に斧を設置できる可能性あり! ぜひ、あれこれ画策してみて下さい。

ワンポイントアドバイス。MP0603 / 1”Strap With Buckleを利用するときは、余ったストラップを丁寧にまとめておくと吉。これだけでストラップの緩みも防ぐことができます。(↑写真のストラップは長いままですが、適切な長さにカットしておいた方が使いやすいです。)

■ モジュールポーチの隙間に差し込む

バックの外面に設置する方法は他にもいろいろ。既に取り付けているポーチとバックの隙間も絶好の設置ポイントとなる可能性があります。

【用意したモノ】
MF-0613 / Doppelduffel Adv. Bag 2MF-0226 / Tool Bag 5″x7″

ポーチを設置するときに用いる2つの縦ストラップの間を利用します。PALSウェビングを3列~4列使って設置したポーチが狙い目。

ポーチと鞄は強固に連結されていますので、重量のある斧でも気兼ねなく差し込むことができます。柄が長めの斧だと、より安定するようです。

最後に

いろいろな例を交えてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。用意するナイフや斧の種類によって持ち運び方も様々ですが、今回ご紹介した持ち運び方の中で、使えそうなアイデアがありましたら試してみて下さいね。ミリタリーバッグをご愛用の皆様や、ナイフや斧を用いたアウトドアレジャーに挑戦してみたいとお考えの皆様の参考になれば幸いです。また「私なら、こうするけどな。」とか「俺は、こうして取り付けるぜ!」みたいなアイデアがございましたら、こっそり教えていただけると嬉しいです。

※銃刀法について※

現在の銃刀法では、正当な理由なく刃渡り6cmを超える刃物を持歩く事を禁止(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)しています。さらに、6cmを超えない刃物であっても、各警察官の判断で凶器と見なされれば、軽犯罪法(凶器を隠し持っている事の禁止)の対象となる場合があります。

むやみに持ち出したり携帯したりするのは刃渡りの長さに関係なくダメ!ってことですね。「キャンプや釣りで使うため」など、信憑性があり、全うな説明ができる理由が必要ですので、お気を付けくださいませ。