カード1枚で生き残れ!! 米国のサバイバルEDCギアブランド「Grim Workshop」

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人生いつなんどき、無人島に漂着するかわかりません。あるいはジャングルの奥地で置いてけぼりになるかも...。そんな窮地に立たされた時でも、Grim Workshopのサバイバルカードを持っていることで、もしかしたら生き残ることができるかもしれません!今回はアメリカなど海外のサバイバリスト達の間で話題になっているサバイバルツールをご紹介したいと思います。気軽に携行できることから、EDC好きにも大変人気のあるアイテムとなっていますので、ぜひご覧ください。

Grim Workshop が手掛けるサバイバルギアの特徴

アメリカのテキサス州にてスタートした「Grim Workshop グリム ワークショップ」。もしもに備えるステンレス製のサバイバルツールを得意としています。それらのツールはすべて企画・設計から製造まで米国内にて行っており、耐久性に優れた高品質な道具を世に送り出しています。

カード型のコンパクトサイズ

もっとも目につく特徴としてクレジットカードほどのコンパクトサイズであることが挙げられます。全てのツールが厚み1mm前後となっており、当然ウォレットのカード入れに収めて持ち歩くことも可能です。

常に持ち歩くことで、いざというときにも対応できることでしょう。この携行性の良さからEDCツールという側面からも評価が高いアイテムとなっています。

・繰り返し使える

一般的に、この手のサバイバルツールは、ツールを切り離すと元に戻すことはできない物が多いですが、Grim Workshopは再利用可能。秘密はカードの台紙の粘着性。特殊な素材を用いることで、切り離した後のツールを再び同じ位置に取り付けておくことができます。

この仕組みは意外と重要。いざというとき使い方を知っていないと、どれだけ優れた道具でもポテンシャルを発揮できないものです。その点Grim Workshopのツールは再利用可能であるため、切り離して事前に試しておく(練習する)こともできるのです。

・サバイバルのプロが考案するサバイバルカード

Grim Workshopの道具開発は、機能性・実用性重視。サバイバルの専門家とタイアップし、スペシャリスト目線から構成されたツールを手掛けています。

今回は、以下にて開発に携わったサバイバーについても触れながら、各モデルを紹介いたしますので、スペシャリストのコダワリを感じながらご覧いただければと思います。

モデル紹介 ~プロサバイバーたちのこだわり~

■ Dave Canterbury – デイブ・カンタベリー

世界的に有名なサバイバルインストラクターである「Dave Canterbury – デイブ・カンタベリー」氏は、ニューヨークタイムズでの執筆活動や、TV番組Discovery Channelへの出演など、自らの持つ知識と知恵を伝授することに熱意を持って取り組んでおり、米国有数のサバイバルスクール「パスファインダー」のオーナー・インストラクターとしても知られています。

そんな彼がデザインに携わった「Dave Canterbury Survival Fishing Kit Card」は、フィッシングに特化したサバイバルカードとなっています。さまざまなタイプ・サイズの釣り針が備わっており、海や川、湖、幅広いスタイルに対応可能な内容となっています。

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■ Bob Hansler – ボブ・ハンスラー

アメリカはテキサス州のサバイバリスト・ブッシュクラフターでありデービス山脈のトレイルガイドも務める「Bob Hansler – ボブ・ハンスラー」氏。元生物学の教師。ボーイスカウトの最高ランクである「イーグルスカウト」を獲得しており、あらゆるサバイバル、応急処置の資格を保持。さらには、馬術や鍛冶、革細工にまで精通している超人的な経歴の持ち主です。

その豊富な経験を活かしてデザインされたのが、この「Bob Hansler Signature Survival Card」。ノコギリや縫い針、ナイフなどのクラフト要素に加えて、フィッシングツールも豊富にそろえており、バランスの良いツール構成となっています。

ちなみに彼のyoutubeチャンネルも、見応えがあって大変面白いです。200本以上の動画が公開されていますが、中にはこのサバイバルカードを使って魚を釣っている回もあります。ご興味あればぜひ調べてみてくださいね。

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■ Teimojin Tan – テイモジン・タン

カナダで育ち先住民文化に触れる機会の多かったTeimojin Tan – テイモジン・タン氏は、古くから知られる狩猟術や薬用植物に精通しており、またカナダ軍へ入隊経験や亜北極圏での生活から、捜索救助活動へも造詣のあるアウトドアマンです。極めつけは野外での医療を専門とするサバイバルドクターとであること。医師でもある彼は、過酷な環境での病気や怪我への備えや、対処方法を教える活動を行っています。

そんな彼が提案するサバイバルカードには、クラフトツールとフィッシングツールが備わっています。さらにダニ除去機が備わっている点も大きな特徴。アウトドアにおけるマダニ対策は感染症を防ぐ観点からも大切。サバイバルドクターである彼ならではの配慮となっているようです。

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■ Callie Russell – キャリーラッセル

「キャリー・ラッセル」女史は、自然との共生に重きを置くサバイバーです。自身ヤギの群れの世話をしながら、野外で暮らす生活を送っていたそうです。また、革加工やかご編み、植物採取など、伝統的なアウトドアスキルも高いレベルで習得。それらの経験からバックカントリーツアーのガイドも務めており、幾つものサバイバルスキルのワークショップにてインストラクター活動を行っています。ヒストリーチャンネルのサバイバル番組「Alone」のシーズン7にも参加しており、極寒の地域で89日も生き抜いた猛者です。

そんな彼女が提案するサバイバルカードは、とてもバラエティーに富んだツール構成に。フィッシングツールやハンティングツール、さらには縫い針やピンセット、ノコギリまで。カード全体を余すことなく利用した道具たちは、彼女の思い描く「自然の中での生活」に不可欠なものとなっているようです。彼女のアイコンともいえるヤギモチーフの刻印も良いですね。

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■ Jamie Burleigh – ジェイミー ・バーレイ

米国ミシガン州を拠点とする「Jamie Burleigh – ジェイミー ・バーレイ氏」は伝統的なアウトドアスキル技術の保存・伝承活動に従事しており、サバイバル・アウトドアスキルや伝統技術などを学べるオンラインスクール「Old World Alliance」の創始者です。

プロの罠猟師としても知られており、「Jamie Burleigh Signature Survival Trapping Card」も、罠師の彼らしいトラップツールを中心としたサバイバルカードとなっています。

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最後に

「Grim Workshop」のご紹介でした。こだわりの詰まったサバイバルツールにワクワクしますね。もしもの時に備えて毎日持ち歩くEDCツールに加えるのも良いですし、練習も兼ねて実際に野外で使ってみるというのも楽しそうです。ご興味がございましたら、ぜひツール内容を見比べながら検討してみてくださいね!