備え?サバイバル? キャンプでも携帯したい秘密道具

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今回のブログは「サバイバル」をキーワードとしたアイテムをご紹介したいと思います!もしもの時に備えるという側面を持ったサバイバル道具。それはキャンプをはじめとしたあらゆるアウトドアレジャーとも親和性の高い概念です。「食料調達」や「火起こし」などの助けになるアイテムを。なかでも普段からアウトドアレジャーのお供として何気なく持ち歩くことができるコンパクトでEDC(エブリデイ キャリー)な、アイテムを厳選していますので、ぜひご覧ください!

「1. カード型! ドッグタグ型! さり気なく携帯できるサバイバルツール」

2013年、米国のディスカバリーチャンネルでは全裸サバイバルという衝撃的なコンセプトで大きな反響を呼んだ番組「THE NAKED」が放送スタート。翌々年の2015年には、最も長い期間を生き抜いたサバイバーに賞金が贈られるTVショー「ALONE」がスタートし、「THE NAKED」同様に凄まじい人気を呼びました。2010年代半ばごろより米国ではサバイバルが1つのブームになっていたように思います。そして、その頃より見かけることが多くなったのが、今回ご紹介するカード型のミニマルなサバイバルギアです。国内外問わず続くアウトドアブームにおいて、注目すべきアイテムだと思い、まとめてみましたのでゼヒご覧ください。

【GRIM WORKSHOP – グリムワークショップ 】

「GRIM WORKSHOP – グリムワークショップ」はアメリカ・テキサス州にて創業。コンパクトなEDCサバイバルツールを得意とし設計から製造まで一貫してアメリカ国内で行うことで上質なアイテムを作り上げています。またキャンプやサバイバルの専門家や、米国の大人気サバイバルTVショー「ALONE」シリーズの出演者とタイアップしたシグネチャーモデルも数多く生み出しており、サバイバル界隈でも、注目度の高いブランドです。

■ Dave Canterbury Survival Fishing Kit Card カード型!

「GRIM WORKSHOP – グリムワークショップ」といえば、サバイバルカード。硬質なステンレス素材で出来ており、いくつかのツールがクレジットカードと同じサイズにまとめられています。裏地部分は特殊な素材で出来ており粘着性を持っているため、ツールを切り離して利用した後も、再びツールを元の位置に貼り付けて戻すことができます。このモデルはアメリカにて絶大な人気を誇るサバイバルインストラクター「デイブ・カンタベリー氏」によってデザインされたシグネチャーモデルです。

搭載ツールは、フィッシングに特化した内容となっています。大小さまざまな釣り針とスプーンルアーも搭載しています。

クレジットカードと同じサイズなので、持ち運びには苦労しません。カードウォレットに忍ばせておいても良いですし、他のカードと束ねて持ち歩いても◎。

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■ Bob Hansler Signature Survival Card カード型!

次にご紹介するモデルは救助隊の資格を持ち生物学者としての側面も持つブッシュクラフト・サバイバルのスペシャリスト「ボブ・ハンスラー氏」によってデザインされたシグネチャーモデルです。こちらも裏地部分は特殊な素材で出来ており粘着性を持っているため、ツールを切り離して利用した後も、再びツールを元の位置に貼り付けて戻すことができます。

先ほどのフィッシングカードとは異なり、簡易のナイフやノコギリ、縫い針などバラエティ豊かなツール内容となっています。

ウォレットのカードポケットに収納してみました。GRIM WORKSHOPのアイテムは、他と比べても硬質。とてもしっかりした質感なのでラフに扱えるサバイバルカードです。

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【 READYMAN – レディーマン 】

「 READYMAN – レディーマン 」はアメリカ・ユタ州にて発足。米軍の特殊部隊出身者と熟練のアウトドアマンによって作られたコミュニティーがはじまりとなっており、サバイバルや護身技術における技術や知恵を発信し続けています。またブランドオリジナルの製品とてサバイバルに必要なツールやファーストエイドキットをリリースしており、実際のサバイバルノウハウが反映された本格的なギアが魅力のブランドです。

■ Fisherman’s Survival Card  カード型!

クレジットカードと同じサイズに、フィッシングツールが搭載されたカード型サバイバルカードです。台紙がなく、まるで組み立てる前のプラモデルのような状態。そのため薄く軽量であることも特徴です。切り離すと元に戻すことはできませんが、比較的安価で導入しやすいアイテムとなっています。

十分な数と種類の釣り針に、スプーンルアーも充実。ノコギリに加え魚の鱗をとるためのスケーラーも付属しているのが面白いところ。

サイズはクレジットカードとほぼ一緒なので、財布のカードポケットにも収まります。台紙のあるものと比べると薄いので、他のカードと重ねておくと収納の具合が安定する気がします。

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■ Dog tag Survival Card  ドッグタグ型!

ドッグタグの形状に最小限のサバイバルツールが搭載されています。別途ボールチェンを利用してキーホルダー感覚で持ち歩くのも楽しいアイテムです。

釣り針と矢尻が備わってる他、外枠は二つのコードホールに何らかの紐を結びつけるとハンドソーになります。

キーホルダーの様に何かに提げて持ち歩いても良いですし、財布などに忍ばせておいても◎。薄くて嵩張りづらいのも良いです。

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【MARATAC – マラタック】

「MARATAC-マラタック」とは米国政府向けのツール・ギアの開発・製造を行う「Countycomm社」のオリジナルブランドです。金属加工やシリコーン加工を得意としており、EDC(エブリデイ・キャリー)界隈でもとても人気があります。

■ Survival Titanium Fishing Card カード型!

MARATACのサバイバルカードは、チタン製であることが大きな特徴。そしてネオプレン性の裏材は粘着性を持っており、切り離したツールも元通りに張り付けて再利用可能です。

このカードはフィッシング用のツールが充実しており、さらにノコギリも搭載した内容となっています。

裏材込みで8.5gほどの重量しかなく、とても軽いアイテムとなっています。もちろんカードポケットに収まるサイズなので、さりげなく携帯することができます。

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「2. 携帯して良し。使って良し。いざというときの火おこしに」

サバイバルというと「火起こし」が最初に思い浮かぶことも多いのではないでしょうか。火は、食料を調理する、暖を取る、また害虫・獣避けとしても効果が期待できます。そのためサバイバルに大切な一つの要素として紹介されていることもしばしば。そこで、ここではサバイバル道具の中でも火起こしのサポートとして有効性の高いアイテムをピックアップしてみました。もちろんサバイバルグッズとしてだけでなく、普段のアウトドアレジャーでも十分に活用できるアイテムたちですので、ぜひチェックしてみて下さい。

【LiveFire – ライブファイヤー】

「LIVE FIRE – ライブファイア」はアメリカ・イリノイ州にて米軍OBによって2013年に立ち上げられたブランドです。メンバーはアウトドアの専門家によって構成されており、幾度ものフィールドテストを重ねながら、最高品質の着火ツールを開発しています。

■ Fire Cord 

「Fire Cord」は、LIVE FIREブランドを代表するアイテムの1つです。一般的な550パラコードと変わらない見た目。実際に通常のロープとしても十分に活用することができます。この「Fire Cord」は、それだけでなく火起こしをサポートする秘密が隠されています。

その秘密は芯材にあり。ロープの内側には7つのストリングの他、赤色の芯材が内包されています。実はこれが火を起こすときに役立つ「火口」として利用できるのです。

使い方も簡単。この赤い芯材を引き抜いて適当な長さにカット。あとはファイヤースターターなどで着火するだけです。(※ほぐしてから使用すると火の付きが良くなるようです。)水に濡れてしまっても着火可能。ジッパーの引手やブレスレット、あるいはストラップなどにクラフトして持ち歩くのもオススメです。

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【Outdoor Element – アウトドアエレメント】

アメリカ・コロラド州に本拠地を構える「Outdoor element - アウトドア エレメント」は、航空機や軍用車両の設計に携わる機械工学者によって2017年に立ち上げられました。機械工学のノウハウをアウトドアギアに応用しながら、革新的で信頼性の高いアイテムを手掛けているブランドです。

■ The kodiak Survival Bracelet

パラコードブレスレットにサバイバル道具を仕込んだ、まさしく秘密道具のようなアイテムがコチラ。コブラノットで編まれたブレスレットは、普段のアウトドアレジャーで着用していても全く違和感のないカッコ良さです。そしてブレスレットには3つの秘密が隠されています。

まずはバックルパーツをご覧ください。このバックルは外すと片方がストライカー、片方がフリントとなっており、メタルマッチとして着火に利用することができます。

次に編み込まれたパラコード部分にもご注目を。よく見ると釣り針が1つ隠されています!

そして、コードの芯材にも工夫が。芯材を見ると、火口として利用できる麻紐が一本と、釣り糸が2本仕込まれているのが分かります。いざというときは、ブレスレットを解くことで、コード自体が立派なサバイバル道具として役立ってくれるのです。

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■ Firebiner Survival Carabiner

この「Firebiner」は、OUTDOOR ELEMENTを代表するアイテムです。カラビナにいくつものツールを搭載したアイテムなのですが、中でも着火に役立つスパークホイールが大きな特徴。オイルライターのフリント・ホイールと同じ要領で火花を発生させることができます。

ホイールの他にもボトルオープナーやマイナスドライバー、そしてなによりラインカッターも備わっています。先ほどの「The kodiak Survival Bracelet」と一緒に携帯することで、より有用なサバイバル道具になること間違いなしです。

カラビナタイプなのでカバンやベルトループに引っ掛けやすく、持ち運びやすいです。着火用の補助具として持っていると心強いアイテムです。

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【おまけ】サバイバルEDCのすすめ

いざというときに備えるサバイバルは、毎日持ち歩くモノを意味するEDCとの相性がとても良いです。特に今回ご紹介したアイテムたちは、ご覧の様にEDCポーチに収めておいても◎。キャンプ道具と一緒にまとめておくのもオススメです。

最後に

サバイバル道具といっても千差万別。同じようなアイテムでも、それぞれに特徴があって面白いですね!それにサバイバル道具には、何とも言い難いロマンがあります。もし魅力を感じてしまったならゼヒご検討を。そして普段のアウトドアレジャーにもお供として携えてみて下さい。