【PDW】待望の新作!ハイテクダウンパーカーで寒冬をアクティブに乗り切る。
いつもKINRYUブログをご覧いただき、ありがとうございます!
Prometheus Design Werx(PDW)より待望のアウターウエアが発売されました!ハイテク素材を惜しみなく利用した高機能ダウンパーカーです。上質なダウンや生地などの素材。優れた製織技術を利用したバッフル構造。そして機能美に通じるシンプルながら存在感のあるデザインなど見所満載の一着となっています!詳しくご紹介いたしますので、ぜひお付き合いくださいませ。
■ Stratus Down Hoodie / PDW
今作は2色展開。どちらのカラーも深みのある色味です。シンプルなデザインと相成って、秀麗な雰囲気さえ感じる一着です。これはPDWのウェアあるあるですが、色には「Mission Gray」「Outpost Blue」とブランド独自のカラーネームを用いています。これは全くの余談なのですが、「Outpost Blue」は、SFホラーの名作「The Thing」よりインスピレーションを受けている色味のようです。
程よいフィット感とボリューム感のあるシルエットです。後身頃は少し長くなってリ屈むなどの動作時にも冷気が侵入しづらいデザインとなっています。
ミッドレイヤーとしても最適なボリュームとなっており、上からレインウェアなどを重ねて着用することができます。気温や天候の状況に合わせたレイヤリングができる多様性もこのジャケットの特徴の1つとなっています。
1.最高品質のグースダウン
800フィルパワー(FP)もの高品質ダウンを利用しています。このジャケットはミディアムロフト~ハイロフトの中間程の厚みを持たせてあり、軽量ながら十分な空気層によって優れた保温性を発揮します。また配合率についてもダウンジャケットの理想といわれる「ダウン90%:フェザー10%」となっています。(※一般的にダウンはフェザーと混合することで嵩の維持や復元力を高めています。)さらに、DuPont社による抗菌加工SILVADUR™が施されています。
フィルパワーとは羽毛のかさ高性を表す単位です。1オンスの羽毛をシリンダーにいれ、一定荷重かけた時のふくらみ度合いを立法インチで示したものだそう。難しい話は置いておくとして、数値が大きいほど空気を多く含んでいる状態といえるため、空気の断熱効果による保温性も高いといえるそうです。少ないダウン量でも優れた暖かさを発揮するため、軽量化することができるというメリットも。一般的に700以上は高品質ダウンとされているそうです。
2.「動きやすさ」「タフさ」「軽さ」の秘密
ストレッチ性を持ったダウンパーカーであるという点も大きな特徴です。素材に伸縮性のあるナイロン生地(ナイロン85%、スパンデックス15%)を採用。しかも表地だけでなく裏地も同様の素材を利用しており、ストレッチ性の恩恵を最大限に活かすことができる構造となっています。またナイロン素材は耐久性・耐摩耗性・軽量性にも優れています。
さらに、バッフル構造にもご注目を。優れた製織技術によってシームレスなバッフル構造となっています。縫い糸を用いない分、軽量化することができ、そして素材の伸縮を妨げることがありません。
3.「濡れ」に対抗する二つの加工
優れた保温性と軽量性を持つダウンですが、実は弱点も。ご存知の方も多いかもしれませんが、ダウンの天敵は湿気や水分です。濡れてしまうと保温力が低減してしまうのです。そのため高機能ダウンを手掛けるメーカーは様々な手立てで、この「濡れ」問題への対抗策を施しています。PDWのダウンパーカーは、まずダウンに耐水加工が施されています。さらにシェル素材には撥水加工がほどこされており、軽度の雨や雪に耐え得る能力を持っています。
完全防水というわけでなないので、単体では激しい雨などの悪天候には向いていないのですが、そこで前述でも触れた「ミッドレイヤーとして利用できるダウンパーカー」であるということを思い出してください。悪天候下や、厳しい環境下での使用時には上から防水能力のあるウェアを重ねることで、「濡れ」を気にせずダウンの保温性を十分に活かしきることができるのです。アウトドアレジャーなどで雨などが心配な時はレインウェアも用意しておくと安心かもしれませんね。
4.抜かりのない防寒ギミック
フード裏には起毛したトリコット素材が施されています。これならばフードを被った時のヒヤッとする冷たさはありませんね。フロントポケットの裏地にも同様の素材が利用されており、ハンドウォーマーポケットとして機能します。
防寒具の基本的な構造ではありますが、前立て部にはフラップがちゃんと備わっており、ファスナーのすき間から侵入しようとする冷気を防ぎます。また、裾周りはショックコードで絞ることができます。
5.持ち運びに便利なパッカブル機能
ダウンはコンパクトに圧縮して収納できるというメリットがあるため、よく収納用のスタッフサックが付属していることがあります。この「Stratus Down Hoodie」は、フロントのポケットがスタッフサックの役割を果たします。ポケットを裏返すように本体を入れ込んでいくとこのサイズにパッキングした状態が出来上がります。これは旅行に行く時なども便利かもしれませんね。僕は収納用のスタッフサックを良く失くしてしまうので、ポケットがそのままスタッフサックになるのは嬉しい。
また、ネックピロー型のスタッフサックも付属しています。長時間乗り物移動しなければならない時などに利用できるかも!? なかなか面白いオマケです。
その他ディテール
アウターともなるとインナーポケットがちゃんと備わっているか気になる方も多いはず。右胸にファスナーポケットが設置されています。
左胸には、表の胸ポケットから繋がるワイヤーホールが備わっています。イヤフォンなどの利用にどうぞ。
ブランドロゴは後身頃の上部に施されています。フードを被らない限りは見つけることができないという、さり気なく慎ましいポイントに魅力を感じます。
PDWのダウンパーカーは、高品質な羽毛とハイテク素材を用いた本格アウターです。レイヤリングを想定した設計により、アウトドアでの状況に合わせた活用が可能。さらにハイロフトほどのボリュームではないので、タウンユースでも違和感なし。つまりは、とても使い勝手の良いダウンアウターなのです。PDWのダウンパーカーで、寒冬になるといわれている今年も温かく快適に楽しみましょう。