パラコードビーズの楽しみ方教えます!【with EDC-Everyday Carry 】
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皆様は「パラコードビーズ」あるいは「ランヤードビーズ」なる物をご存知でしょうか。文字通りパラコードなどを通して利用するカスタムパーツなのですが、アウトドアブームの台頭に伴ってパラコードクラフトが注目されている昨今、合わせてチェックしておきたいアイテムです。
今回のKINRYUブログでは、そんな「パラコードビーズ」の魅力をたっぷりお届けします!利用方法だけでなく活用例もたくさんご用意しました。パラコードビーズの楽しみ方をぜひご覧ください!
パラコードビーズの楽しみ方
STEP.1 「ツールをカスタムする」
パラコードビーズを活用するには前提としてパラコードのようなランヤードが必要となりますが、あまり深く考えなくて大丈夫です!気軽に楽しめる例をご紹介します。
・ストラップ
いつも使っているツールに取り付ける。というのが一番簡単にパラコードビーズを取り入れる方法のように思います。パラコードにビーズを通して先端を結ぶだけ。これだけでも、十分さまになります。マルチツールでも、キーツールでも、ナイフでもよいので、お手元の道具を眺めてみてください。そしてパラコードを装着できそうな個所があれば迷わず取り付けてみてくださいね。
「シンプルに取り付けるだけ。」より一歩踏み込んだ遊びとして、パラコードクラフト(編み)したストラップに取り付ける楽しみ方があります。ただコレもあまり難しい事ではなく、編み方を一つでもご存知ならば試してほしいカスタムです。
パラコードブレスレット
パラコードクラフトの王道「ブレスレット」と組み合わせるという手もあります!ビーズを1つ、さりげなく取り付けておくだけで、雰囲気も変化。
数個のビーズを取り付ける編み方もありますが、最初はシンプルにカスタムしてみるのが吉。一般的なコブラノットやスネークノットの編み方でOK。パラコードブレスレットを編んだことがある方なら難しくないはずです。
・ジッパープル
ミリタリーバッグを利用する方必見。ミリタリーアイテムは引手にパラコードを用いているものが多いので、これを利用します。利用といっても取り付けるだけです。
後ほど改めてご紹介しますが、ジッパープルのエンドとして使いやすいビーズもあります!ちょっとした手間でカスタムできるのでゼヒ利用してください!
パラコードビーズの楽しみ方
STEP.2「EDCをセッティングしてみる」
パラコードビーズは、普段持ち歩くモノに利用するのもオススメ。俗にいう「EDC-Everyday Carry」の概念にも通ずるところがあり、これを知ると2倍パラコードビーズを楽しむことができます!いくつかの例をご用意しましたので、ぜひご覧ください。
EDCとは「Everyday carry」の略称。意味としてはそのまま「毎日持ち歩くグッズ」を指すキーワードなのですが、そんなに難しく考える必要はなくザックリとした概念のようなもと思って頂ければ大丈夫。毎日持ち歩くアイテムをミニマムに、そしてシンプルにまとめてしまうというのが、基本的なコンセプトです。お好みで必要なものを選択し携行品を構成してみましょう。
マテリアル(素材)でまとめる
軽くて強度の高いチタニウムは、アウトドアギアでの利用を含めて昨今注目されている素材の一つですね。基本的にどんなものにもマッチします。またステンレスとの相性も良いので、シルバー色系マテリアルで揃えてみるのも良さそうです。
アクセサリーとしても利用されることが多い真鍮は、パラコードビーズをはじめEDCアイテムでも人気の高い素材です。元の輝きもよいですが、くすんでいく経年変化を楽しむのもあり。真鍮製のアイテムは意外と見つけやすいので、「素材で揃える」ことも難しくないはず。アウトドアギアなどで人気のアースカラーとも相性が良いですし、外遊びが好きな方にもワンポイントとしてオススメです。
コッパー(銅)は、昨今EDCアイテムとしても注目度の素材です。なにより経年による変化が如実に表れる金属なので(真鍮より変化が早い)、その過程がとても魅力的。手が掛かるところもご愛嬌。ただ、銅のツールは意外と少なくマテリアルで揃えるというのも難しかったりします。そこでレザー製品(茶系)との組み合わせをご提案。相性が良いのでオススメです。レザーも銅も経年変化を楽しめる素材なので、一緒に愛でてあげたいですね。銅は最近、殺菌作用が注目されていますし、ぜひ取り入れてみたいです。
・カラーで遊ぶコツ
EDCグッズは、素材で揃えるだけでなく配色で遊ぶのも楽しいです。その一例をお見せします。
ブラックカラーのツールでガッツリ揃えてみました。シックで格好良いです。たとえビーズで何色を選ぼうとキレイにまとまってくれます。お勧めです。
ビーズのカラーをアクセントに配色の幅を広げてみました!オレンジなどのアクセントになるカラーは、個性あるセッティングを演出してくれます。 ここまでやると自己満足の粋かもしれませんが、アレコレ考えて自分だけの組み合わせを実現するのも楽しみの一つです。
今回のカスタムで利用したビーズ紹介
■ S1 Lanyard Bead /TEC ACC
シンプルですが、独自の凹凸パターンとストーンウォッシュとタンブルウォッシュを用いて加工した程よい品の良さが魅力。
チタン、真鍮、銅と3つのマテリアルから選べます。迷ったらこのビーズシリーズから始めれば問題なしです。
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■ Ti-GBT / PDW
PDWが手掛けるコダワリのビーズがこちら!少し大ぶりなビーズに特徴的な蓄光パーツが装着さています。また本体のチタン部分もローレット加工が施されているという、この世に二つとないハイセンスな逸品です!ビットホルダーとしての機能も備えており、心地よい遊び心を感じます。
ブランド独自の蓄光レジンパーツ。しっかり光を蓄えて発光してくれます。このパーツはリング状になっており取り外し可能。カラーの順番を変えて遊ぶこともできます。
蓄光パーツが装着されているくぼみを利用してマイクロコードを巻いてみました。これはこれで良い。
■ TiP Titanium Pearl / LionSteel
イタリアのナイフメーカーが手掛けるビーズは一味違う!コードエンドとしての利用に特化したオシャレなパーツです。表面の凹凸パターンもエレガントですね。ちなみにチタン製です。
コードを挿入し、スパイクが付いたネジ式キャップを締め込むことで固定。ヘックスローブ(T10)ドライバーが必要となります。(特殊ドライバーですが、最近は100均でも手に入るのだとか)
ツールやナイフのハンドルに、あるいはジッパープルとしても使いやすいです。エレガントで存在感があるので、キーホルダーに付けておくだけでもOK。結ぶなどの末端処理をしなくてよいのでスマートな見た目になりますね。
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おまけ 「550パラコードをビーズに通すときのコツ」
先端を斜めにカットしてライターで炙る。こうするとタイトな穴にも通しやすくなります。550パラコードの径が一般的に4mm。対してパラコードビーズの穴径は、そのほとんどが5mmなので、2本通すとタイトになります。ちょっと通しづらいときは試してみてください。
いかがでしたでしょうか。パラコードビーズはパラコードクラフトなどの細工がお好きな皆様はもちろん、EDCギアやアウトドアギアがお好きな皆様もぜひ試して頂きたいアイテムです。簡単にできるのに奥深いので、暇つぶし感覚で楽しんでも良いかもしれません。
大それたタイトルでお送りしましたが、僕自身が「パラコードビーズ」の魅力に取りつかれている人間のひとりです。なので、もし興味をお持ちの方はパラコードクラフトを一緒に楽しんで頂けると嬉しいです。