防水特化!全地形型バックパックとポーチの全貌【PDW】
いつもKINRYUブログをご覧下さり、ありがとうございます。
Prometheus Design Werx(プロメテウス デザイン ワークス)=通称PDWより待望の新作キャリーギアが届きました!今作のテーマはズバリ「全地形型=All Terrain」。最先端の防水技術を用いることで、ついに水陸両用バックパックとポーチが完成しました!本日は、この新作ギアを余すことなくご紹介いたします。PDWの意欲作となる防水アイテムを、どうぞご覧ください。
All Terrain Pack 24L
「All Terrain=全地形対応型」の名を冠した新作バックパックがいよいよ発売。その名が示す通り、高い防水性能を持つことで山や森林といった陸上だけでなく川や海でも活躍する高機能キャリーギアとなっています。洗練された見た目からだけでも名作の予感を感じるパックパックの全貌をご覧ください。
■ 防水性能
まずは、その優れた防水性能の秘密からご紹介いたします。
このバックパックはメインファスナーに大型防水ファスナー(YKK製)を採用。また本体には1000デニールもの厚手でタフなRPET(ポリエステル繊維)生地で出来ています。さらに縫い合わせではなく高周波溶着によって接合された構造となっており、これらの仕組みによって、ファスナー式バックパックとしては稀有なIPX7相当の優れた防水性能となっています。長時間の水没(水深1mほど)でない限り水が内部に侵入することがありません。※必ずジッパーを最後までグッと締めて活用してください。
ユニークなことに、このバックパックは「膨らませる」ことが可能。本体上部に逆止弁インフレーターノズルが設置されており、ここから空気を吹き込んだり、あるいは放出したりと内部の空気圧を調整することができます。膨らませておくと浮き輪代わりになるほどです。
■ コンパートメント
コンパートメントは極めてシンプルですが、十分にツボを押さえた構造となっています。
メインコンパートメントには小物の収納に便利なインナーポケットが1つ。さらにバックル式ストラップが備わっており、例えば鍵やツールポーチなど繋いでおくことができます。
外面のフロント部分にも防水ジッパー式のポケットが備わっています。
■ その他のディテール
防水にまつわるディテール以外にも、随所にコダワリがみられる造りとなっています。
鞄側面にはアジャスター付きストラップが備わっています。写真のように三脚や、ピッケル、フィッシングロットなどを括り付けて持ち運ぶときにも重宝します。
フロント上部にはパッチパネルが備わっているので、お好きなワッペンでカスタムして愉しんでください。フロントの中腹にはデイジーチェーンが設置されており、カラビナを取り付けてモノを提げておくなどの使い方もできます。
熱成形された背面のクッションパッドによって背負い心地も良好! ロゴマークの型押しが施されているのも格好良いですね。この背面パッドは疎水性素材で出来ているので、濡れてしまっても早く乾きます。
■ 使用イメージ
「防水特化」のバックパックは、果たしてどんなシーンで活躍するか考察してみました。イメージ写真もご用意したので、ご覧ください。
フィッシングやボートアクティビティをはじめ、あらゆる川・海・湖でのレジャーにお勧め。濡れてしまうことに気を遣うことなく荷物を持ち運ぶことができるでしょう。
雨や雪などの悪天候にも強いためサイクリングやツーリングでも活躍。使ってみて気が付いたのですが、膨らませることでバッグ自体がクッションのようになるので、収納物の保護にも有用そうです。
僕自身も一足先にこのバックパックを利用しているのですが、期待以上の利便性を実感中。防水のキャリーギアとなるとロールトップタイプが多いのですが、防水ファスナー式を採用することで、無駄のないスマートなデザインとなっている点も気に入っています。僕はカメラを持ち歩くことが多いのですが、天候を気にせず山や川に出かけられるのが嬉しいです。正直ツール類の収納という面や使い勝手の良さならば同ブランドの「S.H.A.D.O. Pack 24L」が秀でているので、上手く使い分けたいなと考えています。いずれにしても「防水に特化」という何物にも代えがたい魅力を持った「All Terrain Pack 24L」は、アウトドア好きならばチェックしておいて損はない逸品です!
All Terrain Pack 24L をオンラインストアでみる
※メインファスナーについての補足
補足ですが、All Terrain Pack 24Lには「Tef-Gel」というファスナー用潤滑ジェルが付属しています。塗布することで、ファスナーの滑りを補助。さらに撥水性向上の効果があります。個人的な感想ですが、このバックパックは防水ファスナーゆえにスライダーの滑りは良くありません。最初に塗っておくと、開閉が楽になるので、お勧めです。ただし塗りすぎるとかなりベタベタになってしまうので、ご注意を。まずは、ほんの少しだけ塗布して馴染ませてみて下さい。
ATP (The All Terrain Pouch)シリーズ
次に、先ほどのバックパックと同様のコンセプトのもとデザインされた防水ポーチシリーズをご紹介します!
■ 防水性能
このポーチシリーズも高性能防水ファスナー(YKK製)を採用することで、シンプルな構造ながらIPX7相当(一部IPX6)の防水性能を持っています。※必ずジッパーを最後までグッと締めて活用してください。
ポーチ自体は空気を内包するため、そもそも浮かぶのですが、写真の様に水にドップリ浸かってしまっても、よほどの長時間や水深でない限り水が内部に侵入することはありません。
■ MOLLEシステムとの互換性
PDWの防水ポーチシリーズはミリタリーギアにみられるMOLLEシステムとの互換性あり。
背面にレザーカットパネルが備わっており「HAL1 Straps (別売り)」などの接続パーツを利用することで、他のカバンへ取り付けることが可能です。
例として、先ほどご紹介した「All Terrain Pack 24L」に取り付けてみました。ショルダーパッドやウエストベルトに備えておくと、バックパックを背負ったままアクセスできるのでお勧めです。
■ 3つのサイズと特徴
PDWの防水ポーチは3サイズ展開。収納例のイメージカットをご用意しましたので、参考にして頂けると嬉しいです。
「ATP-1」はファーストエイドキットや、火起こしツールなど、細かなアイテムの収納にお勧めの小型サイズとなっています。半透明の窓が設けられているので、何が収納されているのかが確認しやすいです。
「ATP-2」は、サバイバルツールや、ファーストエイドキット、トイレタリーグッズなどの収納にお勧めの中型サイズ。こちらも半透明の窓が設けられています。
最も大きなサイズとなる「ATP-3」。実はこの「ATP-3」には内張りに面ファスナーのループパネルが採用されています。別売りの「6×6 Organizer Tile」を貼り付けることができ、EDCツールなどをスマートに収納して持ち歩くことが可能!ぜひ合わせて活用してください。
ATP-3 をオンラインストアでみる
6×6 Organizer Tile をオンラインストアでみる
今回は防水性能に秀でたシリーズのご紹介でした。「全地形対応」というコンセプトのもとで完成したバックパックとポーチは、山や川、森や海などあらゆる場所で活躍する最上級のアドベンチャーギアです。皆様ならどんな場面で活用しますか? 今回のブログで少しでも魅力を感じて頂けたならば嬉しいです!ぜひオンラインストアでもチェックしてみてくださいね。