ECO STAR「防災グッズに最適なヘッドライト」【NEXTORCH】
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防災グッズの需要が高まる昨今、ヘッドライトが災害時の光源として注目されています。ヘッドライトは、ハンズフリーで利用できるため両手が塞がってしまうような場面でも活躍します。災害時では、細かな作業が必要な場合や、トイレに行かなければならないとき。あるいは小児を抱えている場合などもヘッドライトがあると心強い。そこで今回は防災用ライトとしての必要なスペックを探りながら、「防災に最適なヘッドライト」をご紹介したいと思います。
防災ヘッドライトライトに必要なスペックを探る
本題のアイテムをご紹介する前に、防災ライトとして必要な条件を考えてみました。点灯時間や必要な明るさ、そしてバッテリータイプ。はたして、どのような性能が必要となるのでしょうか。
① 点灯可能時間(ランタイム)
なにより点灯時間は気にしておきたいスペックです。災害時の停電は被災地が広範囲化してしまうほど復旧に時間がかかるといわれています。例えば、2011年の東日本大震災では発災から3日で80%、8日で94%の普及となったそうです。これからか、予備電池を含めて3日間分の光源の確保が推奨されていることが多いのですが、電池をザクザク用意しておくわけにもいかないですし、ライト本体の点灯可能時間が長いことが求められるのです。
② 明るさ
次に明るさについて。「明るければ明るいほど良い。」と思われがち(?)ですが、目的がはっきりしているケースにおいてはその限りではありません。例えば手元を照らすとき光が強すぎるととても見づらく、かえって不便に。災害時においても捜索用などは別として、避難場所などでは身の回りを照らすことが多いため、むしろ控えめで適度な明かりのほうが重宝するそうです。また、単純に出力が高ければ高いほど、バッテリー消費も激しいので、省エネ点灯が可能か否かは防災用ライトの大きなポイントとなります。
③ 電池式? 充電式?
一般的に、災害用ライトは乾電池式が良いとされています。乾電池は常備し易く、またその他の乾電池が必要なアイテムとも共用できるというメリットを持っています。一方、リチウムイオン電池など、充電式のバッテリーは高出力であるなどのメリットはあるものの、充電に必要な電源確保の問題や「備える」という意味では定期的な充電チェックが必要になるなどの手間が発生することも。乾電池式であれば、時々見直しながら保管するスリーピングストックも容易ですよね。
「Eco Star」防災グッズとして最適なヘッドライト
前述の災害時に必要なスペックを踏まえたうえで、オススメしたいヘッドライトがこちら!プロフェッショナルな現場で活躍するフラシュライトを手掛ける「Nextorch(ネクストーチ)」のEco Star(エコスター) ヘッドライトです。オススメの理由である「防災グッズに最適な機能」のすべてをご覧ください。
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お勧めするワケ その1
最適な明るさと優れたランタイム
Eco Star(エコスター)は、High-Low-RED-SOS点滅の4モード搭載。各モードの明るさとメリット、そして点灯可能時間(ランタイム)にご注目ください。
点灯モード「High」(48ルーメン/8時間)
Eco Star(エコスター)の最大出力となる48ルーメン。照射距離は、およそ16mとなっています。決して強い光であるとは言えないですが、足元を照らす程度であれば十分な明るさとなっています。移動時にオススメなモードです。このモードでランタイムは8時間ほど。単四電池2本使用にしては頼もしい数値です。
点灯モード「Low」(6ルーメン/48時間)
Lowモードは6ルーメン。身の回りを照らしても眩しく感じることがなく、さらにEco Star(エコスター)は照射角が広いという特徴を有しているため、手元を照らす明かりとして大変優秀です。ランタイムは48時間。明かりが必要となる夜の長さを14時間(※1)ほどとすると、目算で3日分点灯可能。災害時にはメインで使いたいモードです。
(※1 夜が最も長くなる冬至の東京で14時間15分ほどと言われています。室内での暗さはこの限りではないので、あくまで目安です。)
点灯モード「RED」(5ルーメン/110時間)
Eco Star(エコスター)は赤色点灯モードも備えています。赤色は暗闇においては刺激の少ない色といわれています。暗順応を邪魔しない光のため、天体観測など暗闇に目を慣れさせた状態が必要となるシーンでも用いられます。特筆すべきは、そのランタイムの長さ。最大110時間点灯可能となっており最も省エネなモードです。
点灯モード「SOS点滅」
Eco Star(エコスター)には、もう一つモードが備わっています。点灯した状態でスイッチボタンを長押しすることで、SOS信号点滅となります。万が一救助が必要な状態に陥った時に利用することができます。
◇ 照射角について
ヘッドの形状から何となく察することができますが、Eco Star(エコスター)はスポット照射というより、広範囲を照らすことに適した構造になっています。さらに発せられる光はムラが少ないため、身近を照らす明りとして最適なスペックとなっています。
お勧めするワケ その2
取り回しの効く乾電池式
Eco Star(エコスター)は乾電池式。単四電池を2本使用します。前述のとおりLowモードで48時間点灯可能なので、3日間を想定した場合で夜間の使用のみならば予備電池も必要ないほどですが、別途電池4本ほど用意することで1週間スパンを想定した備えも可能です。
電池交換は側面のキャップを外すことで行えます。じつはヘッドバンドの一部に、キャップを外すための補助パーツが備わっており、力の弱い方でも簡単に電池交換できるので安心です。
お勧めするワケ その3
ヘッドライト、クリップライト、ハンドライトの3WAY
Eco Star(エコスター)の大きな特徴がもう一つ。ヘッドバンドと本体が切り離せるほか、クリップパーツが付属しています。これによって、「ヘッドライト」「ハンドライト」「クリップライト」の3WAYな使い方が可能です。
■ ヘッドライト
ヘッドライト時は、上下に180度(11段階)角度調整することができます。このヘッドバンドは肌触りが良く締め付けの調整も簡単。着け心地も◎です。また、バンドの側面のブランドロゴは蓄光仕様となっています。光を蓄えて暗闇でぼんやり発光するため、停電してしまったなどの状況下でも見つけ出しやすくなっています。
■ ハンドライト
ヘッドライトは、顔を向けている方向しか照らすことができないという弱点を持っています。しかしEco Star(エコスター)はヘッドバンドから切り離すことで即席ハンドライトに早変わり。デメリットも何のその。
■ クリップライト
付属のクリップを利用することで、さらに様々な使い方ができるようになります。例えば鞄のショルダー部分に取り付けたり、ベルトに挟み込んだり。補助ライトとしての使い道が広がるパーツです。
お勧めするワケ その4
野外でも安心して利用できる防水性
避難するときの天気が晴れである保証はありません。ある程度の防水性は必須です。ちなみにEco Star(エコスター)はIPX4(防沫性能)。一般的な生活防水レベルの防水性をもっており、多少の雨であれば大丈夫です。
お勧めするワケ その5
携行に便利なコンパクトさとコストパフォーマンスの良さ
コンパクトかつ軽量(約47g-電池を含まない)であることもEco Star(エコスター)の強み。なるべくミニマルにまとめたい防災グッズを圧迫することないサイズです。本体の形状が平たくなっているので他のツールと纏めたいときも収まりが良い気がします。そして、これだけ性能が揃っているにも関わらず金額も税込み1,980円(2022.2.10現在)と控えめ。防災グッズとしてのヘッドライトは、家族の人数分用意しておくと良いとされていますので値段も重要。このコストパフォーマンス面においてもEco Star(エコスター)は「ちょうど良い」ヘッドライトと言えるでしょう。
スペックのまとめ
【各スペック】
ECO STAR / Nextorch | |
---|---|
サイズ | 54×43×21mm |
重量 | 38g(電池とクリップを除く) |
バッテリー | 単四電池x2本 |
防水性能 | IPX4(防沫性能) |
【点灯モード】
光出力 | ランタイム | |
---|---|---|
Highモード | 48 lm | 8時間 |
Lowモード | 6 lm | 48時間 |
REDモード | 5 lm | 110時間 |
SOSモード | 48 lm | – |
ここまでご紹介したEco Starの性能をまとめて記します。ご検討の際には、参考にして頂けると幸いです。
※数値は使用する乾電池によって多少の誤差が発生します。もしもに備えておきたい防災グッズ。しかし、いざ揃えてみようとすると何が良いのか分からなくなってしまうこともしばしば。大まかな条件に添いながらも、自分の環境にあったモノを選びたいところです。このブログが、ヘッドライト選びの参考になると嬉しいです。